治療について |
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睡眠時無呼吸症候群の治療は呼吸しづらい原因を取り除き、睡眠中の
鼻呼吸を起こしにくくします。原因を取り除く方法として、 生活習慣の改善や 器具を使う方法、薬や手術による方法があります。
ここでは、具体的にどの ような治療方法があるか紹介します。 |
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■睡眠中の体位の工夫 |
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仰向けで寝ると身体の全ての部分に下向きの重力が加わります。そのため、舌や咽頭の上側の筋肉や軟口蓋は、咽頭の下側と後側の壁にくっつこうとします。この状態では空気の通り道である気道は、狭くなるか完全にふさがってしまいます。したがって、そうならないように身体を横向きにしたまま寝るように工夫してみると症状が良くなることがあります。 |
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■減量 |
一部の睡眠時無呼吸症候群の患者さんには、減量が有効な治療になることがあります。食事のカロリーを減らし、運動量を増やします。食事では、脂質や糖質を控えましょう。また、間食や飲酒を減らし、規則的な食事を心がけましょう。
しかし、睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは、日中の眠気があるため運動量が減少し、実際には減量が難しいこともあります。体重のコントロールが困難なことも睡眠時無呼吸症候群の症状のひとつと考えられています。 |
■禁煙 |
喫煙は、血中の酸素を低下させ、咽喉頭部の炎症をおこし、睡眠中の無呼吸に悪影響を与えます。肺ガンの予防など他の健康のためにも禁煙をおすすめします。 |
■飲酒や精神安定剤の服用を控える |
就寝前の少量のアルコールでも、いびきや睡眠中の無呼吸を悪化させることがあります。
就寝前の少なくとも4時間は飲酒を避けることが必要です。アルコールや睡眠導入薬、抗不安薬、筋弛緩薬などの精神安定剤及び類縁薬剤は、普通の状態より、咽頭の筋肉を緩め、気道の閉塞を引き起こしやすくします。アルコールや精神安定剤は、脳の目覚めを悪くさせるために、身体に危険な長い無呼吸を増加させます。
しかし、こうした薬剤は服用が必要な場合もあります。一方、急に服用を中止することによって、その反動が出現することもありますので、服用を控える場合は、主治医にご相談くだ
さい。 |
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| 子供の睡眠時無呼吸症候群の場合は、アデノイドや扁桃の肥大が原因であること多く、手術が第一の選択になります。また、大人の場合でも、気道閉塞の原因がアデノイドや扁桃の肥大であると明らかな場合や、他の治療方法では、うまく治療できなかった時などは、耳鼻咽喉科医による手術が必要となることがあります。 |
■口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP) |
最も一般的な手術は、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)です。この手術は、口蓋垂、口蓋扁桃、軟口蓋の一部を切除して、気道を広げる手術です。睡眠時無呼吸症候群の約50%の患者さんで、有効と報告されています。手術を受けられた患者さんの中には、手術による傷が治るまで、激しいのどの痛みがあったり、手術後に、鼻声になったり、水を飲むと鼻から逆流しやすくなりことがあります。 |
■レーザー手術 |
最近になり、いびきの治療として、レーザーによる口蓋垂軟口蓋咽頭形成術も行われるようになってきました。この治療は、いびきの音を和らげる治療であり、睡眠時無呼吸症候群に治療効果があると判断するのは早計です。 |
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歯科装具は、睡眠中に装着し、舌や下あごを前方に固定することで舌の後方の気道スペースを広げ気道の閉塞を防ぎます。歯科装具は、比較的安価で携帯に便利なため、利用される患者さんが増えています。
こうした歯科装具は、睡眠障害の専門医と連繋を持つ経験豊富な歯科医師によって作成してもらうことが必要です。 |
■下顎を固定するマウスピース |
上下の歯の間に固定し、下顎を前方に引き出す装置です。いびきだけでお悩みの患者さんや軽度から中等度までの睡眠時無呼吸症候群の患者さんにすすめられます。 |
■舌の保持器具 |
舌を咽頭の奥に落ち込まないように防ぐ装置です。舌の痛みや不快感が強いため、あまり使用されません。 |
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■鼻腔を広げるテープなどのグッズ、マウステープ |
薬局や通信販売などで販売されているものです。睡眠中に軽いいびきがある方や、ご
く軽度の無呼吸がある方には有効な場合もあるようですが、睡眠中に外れることも多いようで す。 |
■鼻のスプレー |
鼻のスプレーは、鼻づまりをとるために有効な方法ですが、その方法に依存的になることもありますので、使用にあたっては主治医や耳鼻咽喉科医にご相談ください。まや、鼻腔内のポリープがある場合や、鼻の構造的に空気の通りが悪い人などには、効果がありません。 |
■呼吸を刺激する薬剤 |
黄体ホルモン剤(メドロキシプロゲステロン)や降圧利尿剤(アセタゾラミド)が軽度の睡眠時無呼吸症候群の治療薬剤として、使用される場合もあります。しかし、こうした薬剤による治療は、中等度から重度の睡眠時無呼吸症候群には有効ではないと考えられています。 |
■酸素療法 |
心臓や呼吸器に疾患のある患者さんには、低酸素を改善するために、軽鼻的持続陽圧呼吸療法装置(nasal
CPAP)と酸素吸入療法が併用されます。その場合は、鼻マスクに直接、酸素チューブを接続します。 |
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